また後藤真希さんがインタビューでプロハンのオーラを放ちました。シリーズ化しそうです。
前回の記事はコチラ。モンハン部の後藤真希さん突撃取材。その受け答えがプロハンのオーラを放つ
さて、今回はモンハンフェスタでのインタビューです。
元モーニング娘。の後藤真希さんが12日、東京都内で行われた人気ゲームシリーズ「モンスターハンター(モンハン)」のイベントに登場。大のモンハン好きで知られる後藤さんは、お笑いコンビ「次長課長」の井上聡さんらとステージ上でモンハンをプレーすると、「とにかく楽しい」とにっこり。「よくユーチューブとかで研究するんですけど。攻略の仕方とか」と明かしていた。
全文はコチラから。
「ユーチューブで研究」ですよ!
他のモンハン芸人さん達とはコメントの空気が違う気がしますねw
プロハンとは?
ちょっとガチ視点な話をするので、そういうのが嫌な方はここで回れ右をお願いします。
ゲームに関してロマンがない話もしますが、「モンハンというゲームの世界観に浸って、1対1でモンスターと向き合いながら上達していきたい」という考えを否定するものではないということだけ、ここに念押ししておきます。
さて、プロハンのオーラを放つとは言いましたが、
プロハンとは一体どのような人を指すのでしょうか。
- フレーム回避が上手い人
- 全然死なない人
- 攻撃の合わせ方が上手い人
など、巷ではよく言われていますよね。
あえて言わせてもらうと、これらは全てちょっとズレてます。
なぜなら、これらは結局全て同じことを言っているからです。
私にとってモンハンが上手い人、俗にいうプロハンとは、
「有用な知識を持ち」、「実際にそれを画面に反映できる人」
だと思っています。
わかりやすく上の例を当てはめると、
フレーム回避が上手い=その攻撃を回避できるタイミング、場所を「知っていて」、実際にそのタイミングに回避を入力することができる(画面上で実際に回避を成功させることができる)
全然死なない=モンスターの攻撃を対処する方法を「知っていて」、その上でその知識に忠実に立ち回ることができる(知識を画面上に反映する=ダメだと知っていることをやって事故らない)
攻撃の合わせ方が上手い=モンスターのモーションの中で弱点部位がどのように動くかを「知っていて」、その場所に正確に攻撃を入力することができる(画面上で実際に攻撃をしっかり当てることができる)
ということです。
今プロハンと呼ばれている人が、最初からフレーム回避がうまかったりするわけではありません。これらは全て知識とやり込みの結果に過ぎないということです。
逆に言えば、ここに辿り着く程のモチベーションを持ってやり込みを続けてきた人がプロハンだということですねw
やる気全1は後の全1。
ゲームにおける動画研究の重要性について
さて、後藤真希さんの発言がプロハンのオーラを放つと言いましたが、
ゲームの上達において動画研究というのは基本中の基本だったりします。
そしてモンハンに関しては、他のゲームよりこの「動画研究」の効率が圧倒的に良いです。
その理由は下で丁寧に説明しますが、ざっくり言えばモンスターハンターというゲームは、
「画面上以外の情報が少ない」
「難しい操作を要求されない」
からです。つまるところ、先ほど言ったように知識が重要なゲームだということです。
なので、モンハンというゲームは知識を蓄え、それをやり込みで肉付けするのが効率の良い上達方法だと考えています。
格ゲー等は動画研究をしようにも、プレイヤーにそれなりのレベルがないと着眼点がわからず、動画の内容を全く理解できないことも多いですが、これは、格ゲーが画面上の情報以外で戦っている部分が多い(読み合い・意識配分・行動抑制等)ことによります。(それを理解できず画面上での動きだけを見てプレイヤーを叩くのが俗にいう悪い意味での「動画勢」というやつですねw)
それに対してモンハンは相手がCPUであり画面外の情報が少ないため、見る人に実力がなくても、やっていることが非常にわかりやすいです。
正直なところを言ってしまえば、動画研究さえしっかりしていればあまりプレイしていなくても事故以外で死ぬことはほぼなくなると言い切れます。(操作ミスなどはまた別の話で、ただ立ち回りの知識という意味でです。)
モンハンを上手くなりたいという方は、とにかく動画を見ましょう!
それだけで一定のライン(相手の攻撃にあまり当たらなくなる)までは上達できること間違いなしです。
ゲームの動画の見方
ゲームの動画の見方がわからないという方に向けて、動画の見方を一つ書いておきたいと思います。これはモンハンだけでなく対戦ゲームでも共通の見方の一つです。
それは、「自分ならその場面でどうしているかを、動画内のプレイヤーと比較しながら見る」
ということです。
簡単に言えば、自分がいつも当たってしまう攻撃に対して、上手なプレイヤーは違った対処をし、結果避けているはずですよね。そこの違いに注目しながら見ればいいということです。
これを一つクリアすれば、「今まで当たってしまっていたこの攻撃の避け方がわかった」となります。それを突き詰めれば、当たってしまう攻撃がなくなるわけです。
よく「上手すぎて参考にならない」という言葉を聞きますが、ネタに留めておきましょうw
正しい動画の見方をしていれば、上手すぎて参考になりすぎるはずです。ただ、ガンナーのエイム等に関しては知識以外の要素=操作面も要求されるので動画だけではどうしようもない部分が多いですw
応用:自分のプレイ動画を撮影して見直す
これもおすすめの上達法です。
3DSは動画撮影環境が悪すぎるのでかなりのモチベーションがいりますが、自分の動画を見直すのは上達への大きな近道です。
というのも、実際自分のプレイというのは、自分が思っているより粗が多いからです。
おそらく、初めて撮影して見なおした時は自分のプレイの甘さに驚くと思います。ですが、後は動画を見て気づいた自分の欠点を、普段のプレイで意識して改善していくのを繰り返すのみです!
上級者は結局画面外の部分で優れている
「相手の攻撃に当たらなくなる」
の次の段階は、
「理想的な火力を出す」(相手の攻撃に当たらず、それでいて攻撃の機会を最大限増やす)
ということです。
さて、動画を見るだけで一定のライン(相手の攻撃に当たらなくなる)まで上達できることは間違いないと書いたのですが、
結局、さらに上にいくためには知識だけではなくやり込みが必要になってきます。最初に書いた、「知識を画面上に反映させる能力」は、やり込むことでしか身につけられません。
それは例えばガンナーであればエイム力であったり、大剣であったら相手の軸合わせの際の溜めの間合いの正確さだとか、そういったものですね。(結局のところ、知っていても当てられなければ意味が無いってことです)
そして、火力を出すという面で、特に動画での画面上の情報だけでは読み取りにくいことの代表的なものが、「行動の誘導」です。
モンハンのモンスターは、当たり前ですが、ターゲットになったプレイヤーとの位置関係に応じて行動を選択してきます。(こんなことを言うとロマンも何もなくて嫌に感じる方もおられるかと思いますが(;_;))
それはつまり、自分とモンスターの位置取りを上手く調整することで、自分が望んでいる相手の行動を出来る限り引き出せる(モンスターの行動の選択肢を狭めることができる)ということに他なりません。
この誘導に関してはプレイヤーの思惑という画面上以外の情報も絡むため、動画だけでは非常にわかりづらいですよね(特にテオはそう感じます)。しかし、やり込む中で自分の中にも情報が蓄積されて来れば、動画研究において画面外の情報も読み取りやすくなってくるので、動画研究とやり込みを両立することで更なる上達につながっていきます。
また、行動の誘導以外にも、怯み値調整も動画ではわかりにくい非常に細かい部分だと思います。調整した意図的な怯ませなのか、ただの偶然なのか。この辺りも自分自身に怯み値計算という意識がなければなかなか読み取れないものですよね。
かなりガチガチな話をしていますが、ゲームはここまで行くとこれはこれで楽しいです。その反面イライラすることも増えてきますけどね!!
以上、つらつら~と書いてしまいましたが少しは参考になったでしょうか。あまり時間をかけていないので雑で申し訳ないです。
当たり前のことばかりだと感じた方もおられるかもしれませんが、私はモンハンというゲームは相手が人でない以上、研究とやり込みという当たり前のことをどこまでやっていけるかだと思っています。ここでは後藤さんの発言に焦点を合わせて動画研究の話をしましたが、知識面ではモーション値、肉質、スキルの吟味等の仕様の理解も大事です。(これらは当サイトで出来る限りサポートできていると思っていますので、参考にしてみてください。)
私自身はMH4Gに入ってから特にこのゲームのやり込みが足りていないので、細かい部分まで自信を持って書けませんが、広い意味での上達法としては間違っていないことを書けたつもりです。
このサイト、モンハンサイトのくせにスマブラの上達記事があり、モンハンの上達記事がなかったんですよねw
後藤真希さんのおかげで久々にまともに記事がかけて嬉しいです!ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!